昔の仕事、 純情な高校生のアルバイト!
私が主任に、なりたての頃,もう二十数年前の話です。
一人の男子高校生のアルバイトが入ってきました。
地元の高校3年生で野球部に入っていた高校生です。
3年で野球部も引退、卒業後は専門学校へ行く予定で
専門学校を卒業するまでアルバイトをしたいと言っていました。
野球部員ということでハキハキした子で動きも軽快
わからないことは必ず質問して確認したり、命令は必ず実行、
野球部特有の坊主頭で素直な高校生でしたが
アルバイトをしだして数日が経ったころ
彼が私に言うんです、
「主任、すみません、お願いがあるんですが」
私が何かな?と言うと彼は
「どんなきつい仕事もしますから生理用ナプキンの品だしだけは
勘弁してください」と言うんです。
私が何でと言うと彼は「恥ずかしいんです」だって!
私からしてみれば、一商品としか見てないものでも
彼にとっては初めて触れるものなんでしょう、
また地元の高校に通っているということもあり
まして共学なので同級生の女の子も彼が品出しして
いる最中にお客様として買い物に来るかもしれないので
もしバッタリなんてことがあったら恥ずかしいんでしょう。
でも私はその時思いましたね、
何て純情な高校生なんだ!
今どきめずらしい!なんてね。
でもその後の彼は慣れも出てきたのか
私と同じく一商品として見ることが出来るようになったのか
平然と品出しできるようになりましたよ。
その後、専門学校を卒業して信用金庫に就職しましたが
今頃どうしているかなと、ふと思い出しました。
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